なぜ? 農薬などの薬剤を使わなくてもサツマイモの「基腐病」が良くなるの?


その理由は、農薬などの薬剤を使わなくても、「地球の自然の摂理」に基づいた農法を行っていれば、地球自身が役病などを無くしてしまうという働きがあるからです。

大昔、地球は灼熱の地獄でようやく少しづつ冷えてきたものの、まだ海は硫酸で覆われており酸素など無かった時代から綿々と生き続けて、現在の私たちが住んでいる地球の姿・形を作って来たものがあります。

それは微生物です。現在の地球を象って来たのはこの微生物であると言われています。地球上に植物が現れて以来、誰も植物に肥料を与えたり手を掛けたりしていませんが、地球自身とも言えるこれらの微生物がしっかりと保護して土壌を作り、そして大きな森を作ってきました。そのように微生物と植物との綿々とした繋がりがあるのです。この様な生業を「地球の自然の摂理」と言います。

ところが現在の私たちの行っている農法は、病気が出たら農薬、肥料には化学肥料というやり方が一般的になっています。農薬等の薬剤は当然ながら農作物にとっては「毒」であるのですが、化学肥料も農作物にとってはある意味「毒」であると言えるものです。

長年にわたって「毒」とも言えるものを農地に大量に施用し続けた結果、先に述べた「地球の自然の摂理」が壊れた状態になって来たものと考えています。壊れていない状態とは、善玉菌類(有用微生物群)と悪玉菌類の力が均衡しており、自然の摂理を保ち守っている状態を指します。しかし、農薬や化学肥料などの「毒」を与えられてきた農地(土壌)は、そのバランスが崩れ、悪玉菌類の力が善玉菌類(有用微生物群)の力を超えて強くなっている状態です。

その状態が、悪玉菌である「デアポルテ・デストルエンス」という糸状菌の一種のカビ菌が増殖してサツマイモに『基腐病』という病気を発生させている状態なのです。そこにバランスをさらに壊す薬剤を使えば、さらにバランスが壊れ、悪玉菌が益々優位になる環境になります。したがって薬剤だけではサツマイモの「基腐病」は改善できないのです。

既に答えは出ています。

土壌中の壊れたバランスを基の正常な状態に戻してやればよいのです。そのためには善玉菌を強くしてやれば良いということですので、【大和MG農法】によって好気性の微生物・活性酵素(善玉菌)を入れてやれば土中深くに生存している嫌気性微生物・真正嫌気性微生物(これらは別名:窒素固定菌とも呼ばれています。)まで元気になって、いわゆる壊れていた土壌中のバランスが基の正常な状態に戻るのです。

その結果『基腐病』もなくなってしまうという訳なのです。

実際、実証実験の結果では、「基腐病」の発生を抑えることは勿論ながら、既に発生している『基腐病』もなくなってしまっています。

   ⦅令和5年夏 宮崎県串間市の農家で実施)

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